この「黒いブルーバード」は事件の起こる1か月前からJ君宅付近で何度も目撃されている。

J君宅付近でしか目撃されていないのなら、犯人が捕まった時点で「無関係だった」ですまされるだろうが、もはやこの「黒いブルーバード」無関係ではすまされない目撃証言まである。

その「無関係ではすまされない目撃証言」の中でも最も重要だと思う記事だけ載せておく。

「第一発見者が通報したのが6時40分。6時30~35分の間に不審な黒いブルーバードが正門に運転席を前にする形で占領するように停車していた事が分かった。発見したのは地元のトラック運転手で、正門を開けるわけでもなく、何をするわけでもないので不審に思い約1分間にわたって不審な車を見ていたと言う。」

これは言うまでもないが「頭部が正門におかれた27日」の事である。この時間帯に頭部がおかれている事はほぼ確実で、この不審なブルーバードは同様の形で正門前に停車している所を5時30分に散歩中の主婦に目撃されている。

この時間帯にそんな形で2回も停車していてさすがに無関係はないだろう。またJ君の頭部の位置やむきが5時30分~6時40分の間に少なくとも3回は変わっている事からも、

この車の男が位置を変えたと考えれば説明がついてしまう。

これらの目撃証言も全てひっくるめて警察は「あてにならない」と「考えた」わけだ。

説明してしまうと長くなりすぎてしまうので詳しくは説明はしないが、犯人は「物的証拠」は何一つないまま裁判で有罪となっている。それどころか少年Aの目撃証言すら1件しかない。

その1件というのもすれ違った程度で目撃したのは警官である。(詳しくは少年A 冤罪で検索すればかなり出てくるのでそちらを参考にしていただきたい。)

こうなるとなぜ当時14歳の少年が逮捕されたのかという事が謎になる。

文春に載せられた7通の調書からも、「暗い森」に載せられた90通の調書の中からも、少年Aが犯人だと思うと警察に告げている員面調書は1通しかない。

その人物は少年Aのクラスメイトで元同級生だ。

しかしこの元同級生、神戸事件では欠かす事のできない重要な役割を担っている。

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