tumblr_lqxikyTTwH1qiz3j8o1_500 自分の悪口が書いてあるに決まってるのに。 Quote

人を信じられなくなった経営者は

どこそこに盗聴器を仕掛けるかもしれない。

職場で使われている院内メールのバックアップをとって

それを一生懸命みて調べているかもしれない。

アホか。と思う。

そんなのみたら自分の悪口が書いてあるに決まってるのに。

人の上に立って、組織を仕切るってことは

何でもいいから価値を一つ強烈に提示して、

みんながどう思おうが「これがいいんだ!」と貫くことだ。

一つの価値観を貫いてみんなに話し続けるってことは

みんなにそれが入っていくほどに

みんな自己正当するために上司の悪口を言う。

バカな経営者は職員の発言記録をチェックして

「こんなことをいっているとは!」と驚く。

本当にアホかと思う。

僕自身ずっと上のドクターをバカ呼ばわりしながら研修してきたから

上司の悪口を言わない部下がいるはずがないじゃないか。

僕が上司になったとき事務長からもらったアドバイスは

「これから先生に本当のことを言う人はいなくなります」ということ。

上に立って人事権を握ってしまうと、誰も本当のことはいわなくなる。

すごく当たり前のことだ。

だから上司が部下に陰口を叩かれるのはあるべき姿だと思う。

悪口を言われない上司は、組織をまとめきれないから。

それは人でも組織でも、自立するには背骨が必要であることとよく似ている。

べつにみんなが同じように考える必要はないが

みんなの中心に上司の唱える言葉(背骨)があって

それを真ん中におきながら、端っこで「あの上司はわかってない」とか

くさしながらも、全体の動きが上司の目指す方向に動くのが

正しい組織のあり方だと思う。

時々見る陰口を叩かれたくない上司は、

嫌われるのが怖くて決断から逃げる。

それはやさしさに見える一面もあるけど、

上司が「悪く思われる」のを忌避して迷走すると

組織そのものが駄目になってしまう。

誰にでも愛想をよくすると、集団の力を高めることは出来ない。

だからなあ・・・。

こっそり他人のメールをチェックして傷つく経営者はバカかと。

組織って、たとえば金を稼ぐために人を集めて

集まった人の力をプラスアルファまで発揮させるためにあるものだから

その中で働く個人が自分を保つって大変なんだよ。


source : 臨床してて思うこと(精神科) Doctors Blog 医師が発信するブログサイト

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