tumblr_lqlgy1x3tO1qcu82zo1_500 それきり母は黙って家事に戻ってしまった。 Quote

広島、晴れ

今朝の母との会話。
私「前原って原発推進らしいね、菅さん以外みんな原発推進なんよね」
母「まあ原発がないと電気が足りんけんしょうがないんよ」
私「え!足りるよ、足りんって思わされとるだけよ」
母「足りんよ、どこに足りる根拠があるんね。電気はためられんのんよ」
私「・・・お母さんみたいな人が世の中の大多数なんじゃろうね」
母「電気がたりんかったら、会社も動かんくなって仕事もなくなるんよ、今の生活も出来んくなるんよ、困るじゃろ」
私「今の生活って・・・福島みたいな土地がまた出来る方が困るじゃろ」
母「向こうから疎開する人は西に来るじゃろ、結局は自分の身に降りかからんにゃいいってことなんよ」

私「今年の夏の一番暑い時も電気は結局足りたよ」
母「それはみんなが節電したけんじゃろう」
私「・・・」
母「福島の地震の津波はまあ想定外だったけんしょうがないんよ」
私「私たちは3月16日にこっちに帰ってきたけど、15日の時点で水素爆発しとったの、政府や東電は隠しとったよね。そのせいで子どもたちはいつも通り外に出たけん被ばくしたよ」
母「なんねそれ、政府は隠しとらんじゃろう」
私「隠しとったよ!ずいぶん経ってから「メルトダウンしてました」って発表があったよ」
私「この子らは癌になって死ぬかもしれんよ」
母「・・・」

それきり母は黙って家事に戻ってしまった。母のことを悪く言うつもりはない。きっと世の中の大半の人がこういう風に考えているのかもしれない、と改めて思い 知らされるいい機会になった。東京での私や石田さんの周りの脱原発の勢いは凄いし、原発は無くなるものだと思い込んでしまっていた。でもここ数日の前原出 馬の報道にまつわるあれこれを見ていても、どうにもそう簡単にはいかないらしい。そういった報道も、昨日の島田伸助引退の報道でかき消されるだろうという 話さえある。一体この国は、私たちの子どもたちの未来はどうなるのか。脱原発の声をあげないということは、原発推進と同じことかもしれない。同じ環境で暮 らした家族でさえ、3.11以降の意見の食い違いがある。仕方ないことなのかもしれない、でもただただ悲しい。母は、石田さんや私の脱原発に向けた行動な んかを、一体どういう風に思って見ていたのか。行き場のない怒りを母にぶつけてしまったが、もう東京に戻りたいと思った。母に怒りを覚える前に、東京で私 にも出来る脱原発に向けての動きをしなければ、結局また福島のような土地を作ることになってしまうのだ。
その後、福島原発に10メートル以上の津波が来るかもしれないと専門家が数年前に東電に通達していたと、台所のラジオから流れてきた。

source : 働 けECD

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