弁護側の弁論要旨

我々弁護人は本件事件受任後、2カ月に1~2回のペースで現地に入り、住民達から事情を聞いてきた。
共通する話は、当時、地域の一部の住民の間にはトラブルが絶えず、犬が毒殺されたり、物置に放火されるという事件もあった。
現在もなお、地元では被告人が犯人ではないのではないかと、言う人たちがいるのである。

原審判決は、以下の事実をもって被告人が犯人であると認定している。
①カレー鍋に混入されていた亜ヒ酸と被告人の自宅等にあった亜ヒ酸が同一であること
②被告人が午後0時20分から午後1時までの間、1人でカレーを見張っており、カレー鍋に亜ヒ酸を混入する機会があったこと
③他の時間帯において、他の者が亜ヒ酸を混入する機会がなかったこと
④被告人およびその家族がカレーを食べていないこと
⑤くず湯事件をはじめとして、被告人が過去、飲食物に亜ヒ酸を混入して他人を殺害しようとしたという類似の犯罪を行っていること

①→被告人宅等にあった亜ヒ酸が使われたとしても、これに接触できる人は被告人の家族を含めて20人近くに上る。
しかも夫は当時、亜ヒ酸をプラスチック容器に入れて、夏祭り会場に面した貸ガレージに置いていた。
このガレージは施錠されておらず、誰でも入ろうとすれば入ることができたのである。

②→被告人はずっと次女と一緒であった。
次女もずっと一緒だったと証言している。
被告人と見張りをバトンタッチした女性も、次女と被告人がガレージの中で一緒に並んで座って、なごやかに話をしていたと証言している。
近所に住む女子高生は「午後0時から午後1時にかけて、白いTシャツを着て首にタオルを巻き、髪の長い女性が、1人でカレー鍋の周りを歩き回り、西鍋の蓋を開けた。そして、その女性は被告人であった」と証言している。
しかし、被告人が着ていたのは黒のTシャツである。
首にタオルを巻いてもいなかったし、髪も長くなかった。
白のTシャツを着て首にタオルを巻き、髪が長く、そして西鍋の蓋を開けたのは、実は被告人の次女だった。
女子高生は被告人と次女を見間違えたのである。
次女は当時、体重約70キロ、身長約160センチと被告人とよく似た体型で、しかも白のTシャツを着て、首にタオルを巻いていた。
近所の女子高生は、被告人と次女を同一人だと見間違えたものである。
この目撃証言は、被告人が犯人であると疑わしめるものではなく、むしろ、次女の証言を裏付けるものである。

また、その場所には、4歳になる1番年下の子供もいたのである。
しかも次女は、鍋は違ったとしてもカレーの味見をしたのである。
もし、被告人が毒物を混入したとすれば、そのような危険な場所に子供を連れて行くであろうか。

③→他の時間帯においては、他の者が毒物を混入する機会がないとされていることにも、重大な疑問がある。
原審判決は、被告人の場合以外はすべて複数の者がカレー鍋を監視していたことを理由に、被告人が監視していた時間帯以外に毒物を混入する機会はなかったとしている。
カレー鍋は午後3時にガレージから夏祭り会場に運ばれた。
そこでは夏祭りの準備が行われており、多数の人が出入りしていた。
そして午後5時からは蓋が取り払われ、再度加熱されて、入れ代わり立ち代わり木のしゃもじで1時間余りにわたってかき混ぜられた。
これらの間に、誰かが毒物を混入するすきが全く生じなかったとは断定できない。

④→被告人およびその家族がカレーを食べていないとされていることは、被告人が疑わしいとされる理由にならない。
確かに、被告人およびその家族はカレーを食べていない。(次女はガレージでは味見しているが)
しかし、それは被告人の夫が急遽予定を変更して、被告人や家族を連れてカラオケに行ったからに他ならない。

被告人は長女と三女を家に残してカラオケに出かけている。
しかも出かけるにあたって、子供たちにカレーを食べないようにとは指示していない。
そして、子供たちのために晩ご飯も用意していない。
もし被告人が毒物を混入していたとすれば、何らかの指示をしないはずがない。
このこともまた、被告人が犯人でないことを証明する有力な証拠である。

以上のとおり、被告人は本件事件の犯人ではない。としています。

彼女が起こした保険金詐欺は22件、儲けた金額も大きい。
カレー事件と類似した手口だが、これらの事件では死者は出ていない。

このカレー事件は、無差別大量殺人事件であり、金が入ることは一切なく、逆に自分に疑いがかかってくるのは必至。
なのに何故自分の首を絞めるようなことをするでしょうか?
真須美被告には、動機が無い。

冤罪の可能性は無視できないと思います。

引用元:和歌山の毒物カレー事件の林眞須美被告… – Yahoo!知恵袋

 

参考動画:【暴露ナイト】「和歌山毒カレー事件」林真須美死刑囚の本性!

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